新しい仕事探しには、不安や労力がつきものです。アメリカで職を見つけたり、雇用に関する情報を集めたりするにはどのような方法があるのでしょうか。エリアの雇用状況や給与の統計を含め、ロックリンの求人事情について調べてみました。
世帯収入や雇用状況
ロックリンの人口は約64,000人(2007年)、大きな市ではありませんが2000年以降60%の急成長ぶりを見せています。経済情報を発信するTown Chartsのデータによると、ロックリンの失業率は4%前後で、景気が低迷していた2010年の12%から下降を続けています。世帯年収の中央値は、全米平均55,000ドルに対し84,000ドルと、近隣エリアの中では2位です(2017年)。アメリカは給与が時給制であることも多いのですが、ロックリンの平均時給は35.06ドル、全米平均の22.37ドルより高くなっています。市内の雇用の中心は、2年制短大のSierra College、ロックリン公立学校区、オラクルの順で就業数を占めています。
ちなみに、託児所や保育園の費用が日本に比べて高く、フルタイムで子供を預けると月に約1000~1600ドル(約11~17万円)かかります。保育料を差し引いても収支がプラスにならないと、幼い子供を1日預けてフルタイムで働く意味がないでしょう。
職探しの方法は?オンライン、公的機関など
ロックリンエリアでは、景気が回復して以降、WalmartやTargetなどの大型店舗やショッピングモールなどで「Now Hiring」といった求人のサインを店先で多く見かけるようになりました。自分が興味のある業種、働きたいと思う店を見つけたら、Webサイトにアクセスするか、店舗で直接問い合わせてみると良いかもしれません。
オンラインでは、IndeedやGlassdoorなどの総合求人サイトで検索する方法があります。また、Craigslistという個人売買や求人などの情報を気軽に載せられるサイトがあり、アメリカではよく使われています。
公的機関では、ロックリン市が属しているPlacer County(プレイサー郡)のオフィスがハローワークのような役割を果たし、求人情報のサポートやジョブフェアの開催などをしています。隣町ローズビルのアダルトスクールでも、郡のHealth & Human Servicesと提携したキャリア準備のクラスを設けています。レジュメ作成や面接の対応など職探しに関するワークショップ、コンピュータークラスに無料で参加できます。
雇用マーケットについて詳しく知りたいなら、カリフォルニア州雇用開発局(EDD)のWebサイトに仕事探しや失業保険などの情報が載っており、日本語での閲覧も可能です。
日本に関連した仕事の可能性は?
日本人であることを生かして働きたいのであれば、ロックリン周辺の日本食レストランや日系企業をあたってみるのも良いかもしれません。キッコーマンや月桂冠の会社が近郊のフォルサム市に、日本食研、North American Food Distributingなどがサクラメントにあります。また、日系の店舗に置かれている日本語のフリーペーパー「週刊ベイスポ」や「J Weekly」にも求人欄があるので、ベイエリアの情報が中心ではありますが、目を通すのも一案でしょう。
また、サクラメントにポートオブサクラメント(日本語補習授業校)、さくら学園といった日本語教育施設があります。通勤に片道30分ほどかかりますが、補習校に併設するめばえ幼稚園も含めて日本人の先生を募集していることがあるので、土曜日のみ教員として働くというのも選択肢の1つかもしれませんね。