日本のごみの出し方は自治体によって異なりますが、フランスでも場所によってリサイクルできるものが異なるためごみ出しのルールは自治体によっていろいろです。サラン・レ・バンも、2016年10月からプラスチックのパッケージがすべてリサイクル可能になるなど、ごみ出しには独自のルールがあります。日本とは異なることも多いので、しっかりルールを確認することが大切です。
ごみ箱の色で区別!ごみの分別方法
サラン・レ・バンのごみの分別は、大きく分けて燃えるごみ、リサイクルごみ、ビンの3種類です。燃えるごみは黒いごみ箱、リサイクルは青いごみ箱、ビンは緑色のごみ箱に入れます。燃えるごみとリサイクルごみについては、住んでいる場所によって家ごとに用意したごみ箱を決まった曜日に家の前に出しておくか、いつでも好きな時に近くのごみ集積所まで運ぶかが異なります。回覧板のようなシステムがないため、ある日突然街角の小さな掲示板に張り紙がしてあって、ごみの回収曜日が変わっていたなどということがありました。続けて何回もごみの回収がなかったときには市役所のホームページを見るか近所の人に聞いてみましょう。ほかにも、雑誌や古着などは別に回収する場所が設置されています。ごみの回収は有料です。市役所から毎年郵便で請求がくるので、指定された住所に小切手を送って支払います。
ビンは割って捨てる!?日本と違うごみの捨て方
日本のごみの捨て方と大きく異なるのはリサイクルごみの出し方で、青いごみ箱にペットボトル、ヨーグルトの箱、紙パックなどリサイクルできるものは全部混ぜて捨てます。つまり、日本のように、紙は紙、ペットボトルはペットボトルなどと分別する必要がなく、分別はごみ処理場で行われます。しかも、洗う必要はなく内容物が空になっていればそのまま捨てられるというから驚きです。ビンの捨て方も少し変わっていて、大人の背丈ほどの大きなごみ箱の正面上方に直径15cmくらいの穴が空いていて、そこから一本ずつ捨てていきます。高さがあるので、当然ガシャン、ガシャンと音がして割れることも多いのですが、それが正しい捨て方です。最初のうちは大きな物音を立てたり、ビンを割ったりすることに良心の呵責を感じますが、それにも徐々に慣れていきます。
粗大ごみはデシェトリーへ
粗大ごみなどは、デシェトリーと呼ばれるごみ集積場に持っていきます。デシェトリーにごみを搬入するには、市役所に行って事前にカードを発行してもらわなければなりません。ごみを搬入できる時間も決まっているので、事前に確認してから持っていきましょう。季節によってもごみを搬入できる時間が変わるので注意が必要です。デシェトリーに捨てることのできるごみは、木の枝やタイヤ、家具など、一部の物を除くほとんどすべての物を捨てることができます。デシェトリーにごみを捨てるのは無料です。サラン・レ・バンに住んでいる人はブラコン(Bracon)という隣村にあるデシェトリーを利用します。サラン・レ・バンのごみの捨て方は、リサイクルごみを洗わない、雑誌をひもでくくる必要がないなど、日本に比べるとだいぶ大雑把な印象ですが、リサイクルなどに対する意識は高いのでルールを守ってきちんとごみを捨てましょう。