サラン・レ・バンには日本人のコミュニティなどはないため、地域の人とのコミュニケーションがとても大切です。せっかくフランスに来たなら、フランス人の友達もできるように、どんどん外に出ていろいろな人に関わってみましょう。言語を習得するうえでも、語学学校などでフランス語を習うことも大切ですが、何より毎日の生活の中でいろいろな人と話すことが大切です。
挨拶は大事!でも引越しの挨拶回りはしないで!
日本でもフランスでも、人とコミュニケーションをとる際に挨拶はとても大切です。サラン・レ・バンは大きな街ではないので、小さな道で人とすれ違うときなどは挨拶を交わします。フランス人は知らない人にも平気で話しかける人が多く、道で初めて会った人に冗談を言われたり、スーパーでどの野菜がいいかを説明されたりすることもあります。このように、気軽にいろいろな人に話しかけるフランス人ですが、実は日本人のように引越しの挨拶をする習慣がありません。日本ならば伝統的に引越しそばなどを配る風習もありますが、フランスではわざわざ呼び鈴を鳴らして挨拶に行くと驚かれてしまうので注意しましょう。それでも、家の前で隣人に出会ったり、垣根越しに隣人を見かけたりした場合にはきちんと挨拶をします。引っ越してきたばかりだと説明すると、いろいろとわからないことを教えてくれるなど親切にしてくれる人もたくさんいます。
ボランティアに参加してみよう!
日本人はチームワークを得意とし、フランス人は個人主義というイメージがありますが、それはコミュニティのあり方にもいえることかもしれません。日本には昔から町内会などのシステムがあり、隣近所が助け合って生活をしています。しかし、フランスにはそういったシステムはなく、町内会も存在しません。そうしたなか、フランスのコミュニティに溶け込むのは難しく感じることもあります。しかし、例えばサラン・レ・バンでは市のボランティアによって独居老人の家を訪問したり、週に一度経済的に苦しい人を対象とした食事のサービスを行ったりします。仕事をしておらず、地域の人と触れ合う機会が少ない人などは、こうした活動に参加してみるのもいいかもしれません。また、折り紙や習字など、日本文化を紹介するととても喜ばれます。機会があればこうした日本文化に関するデモンストレーションなどを催して、自分からコミュニケーションを図っていきましょう。
PTAや誕生会も人と知り合うチャンス!
子供がいる場合はもっと簡単にいろいろな人と知り合うことができます。サラン・レ・バンの学校には日本のPTAのようなものがあって、学校の教材を揃えたり、子供たちが課外教室でどこかに出かけたりする費用を稼ぐためのイベントなどを行います。PTAに参加してもいいですし、イベントのときだけ手伝いをすることもできるので、積極的に活動に加わってみましょう。また、フランスでは子供はひとりで学校に行かず、親やベビーシッターが送り迎えをするので、その際の待ち時間にもほかの生徒の親と話す機会があります。また、子供たちは家で誕生会を開くことが多いので、自分の子供の誕生日に仲の良いお友達を誘ってもいいでしょう。ほとんどの場合親が子供を連れてくるので、家に招き入れて一緒にお茶を飲むなどしてコミュニケーションをとってみてください。こちらがあまり遠慮していると向こうからも近寄りがたく感じるようなので、どんどん話しかけることが大切です。